

神楽坂の中心として親しまれてきた毘沙門天(善国寺)、そのすぐ横にちゃんこ黒潮本店が見えます。 ちゃんこ黒潮は今年で創業16年目の神楽坂の名物料理店です。
ご主人の後藤健二郎さんは、佐渡ヶ嶽部屋の琴黒潮として活躍された元力士、料理の世界で10年間修業を行ったのち、ちゃんこ黒潮を神楽坂に開業しました。
『出会いを大切に』というご主人の言葉の通り、お店ののれんをくぐると、お店の皆さんから、「いらっしゃいませ」と暖かく出迎えてくださいます。まるで、自分の家に帰ってきたような雰囲気が溢れ、店の奥には、お座敷が大きく広がります。お店の一番奥の壁面には、稽古場そのままを摸したような後輩力士、琴剣さんの大きな絵画(トップページの背景)が飾られていて、相撲部屋の雰囲気を垣間見ることができます。
ご主人がふるさと宮崎からひとりで力士を目指して東京に来て、佐渡ヶ嶽部屋で厳しい稽古を積んだ、この地神楽坂はご主人にはまさに第二のふるさとといいます。
こうして長年やってこられたのも、「神楽坂の皆さんと、今でも、お越しいただけるお客様お一人お一人のお陰です」とおっしゃるご主人は、お料理のこと、いろいろなお話をして、おもてなしをするのが大好きで、今夜のお客様のことを考え、自ら早朝の仕入れへ出向きます。
「姿豪快、味繊細」という言葉通り、コース料理は、細やかな青葱がたっぷりとかかった「かつおのたたき」から始まります。見た目も綺麗に盛られた大皿のお刺身を食べはじめると、ついついお酒もすすみます。わいわいと皆で楽しくお料理を頂くには最高です。
豪快そのもの、黒豚とんこつ煮込みが出てきました。お肉とごぼうの姿に圧倒されながら、がぶりとほおばると、その柔らかく煮込んだ食感がとても心地よく染み渡ります。最後には特製ちゃんこ鍋です。黒潮のちゃんこは、麦味噌仕立てと、塩ちゃんこの2種類から選ぶことができます。
この繊細なスープの味を出すために、何度も繰り返して試行錯誤をおこない作り上げ、ベースとなる麦味噌は、御自身の生まれ故郷である宮崎県野尻の麦味噌をメインにして仕上げています。「日向鶏の鶏足」を6時間かけて取ったコラーゲンたっぷりのだしと、麦味噌とが絡み合って、見た目にもたいへん美しい白色のスープになって、具材の旨みをさらに引き出しています。
お料理への探究心は尽きることがなく、2007年秋には本店3階を特別室としてあしらえました。自ら和のお庭をお作りになり、夜にはライトアップされた高級感溢れる特別室で、あなたの大切な人(1日限定6名様まで)をもてなします。ここではご主人が選りすぐりの素材を使って、特別なお料理をお出しする特別空間です。
いろいろなシーンで、 気の合う仲間やお友達を誘って、ちゃんこ黒潮で美味しいお料理を楽しく召し上がってみてはいかがでしょう。